作業療法室より
当院では更なる作業療法の展開をと考えています。
そのためにも作業療法士の募集をしております。
作業療法室の紹介(OT: Occupational therapy)
作業療法室は、自分で何かを作ったり、他の人と協力して作業をしたりといった、様々な作業活動を用いて、病気によって障がいされている能力に対して薬物療法だけでは補えない部分を軽減する他、気分転換や新たな趣味活動を獲得していただき、隠れている能力を発見・伸ばすことにより、対象者の方が主体的な生活を送れるよう、作業療法士が援助するリハビリテーションです。
また人とのかかわり方を練習したり、自信をつけたり、社会での生活技術を身につけたりする治療の場所でもあります。
入院している方が対象となります。
毎日、午前・午後共、約60名の方々が個々の作品作りや、グループ活動など、自由に取り組まれています。
作業療法の流れ
作業療法士と面接 簡単なオリエンテーションを行う
目標設定 患者様に合った目標を立てます
プログラムの決定 どの場所でどんな活動をするか
雰囲気よく、多くの方に対応できるよう、いろいろな作業活動を用意しております。
順次、作業風景やさらに詳しい情報を掲載してゆきます。
VOL.8 2015/9/7
貝塚中央病院 OTスタッフ一同
皆さんこんにちわ(^O^)
あの暑かった日も和らいで徐々に「寒いなっ」という日も出てきている今日このごろです。
今回はちょっと時期はズレますが園芸プログラムのことについて書いていきたいと思います。それ以外のことでもご意見、ご感想があれば是非お寄せ下さい。
当病院の園芸プログラムは毎週火曜日、金曜日の2回程度行っており、現在、メンバーは3人とスタッフ1名と少数ですが全員で楽しみながら取り組んでいます。
今年の夏はプチトマト、とうもろこし、スイカを植えました。プログラムの時間になると土つくりや雑草抜きなど協力してこなしました。今年は非常に気温が高く、作業時間も長くて30分程度しかできませんでした。
そして…、残念なことに頑張って育てていたのですが台風の影響でとうもろこしが全滅してしまいました…。ショックでしたがそんなことも言っていられずに残った野菜を優しく育てました。
すると愛情が伝わったようでプチトマトはたくさんできて、ミートソースを作ったリとメンバーで美味しくいただきました。
また、スイカも3つほど小玉ですが出来上がって、スイカシャーベットを作って食べました。
現在では大根、秋じゃがいもを植えて、気候の都合で白菜を植える準備を行なっている途中です。
なので今後も園芸のことを随時みなさんに伝えていきたいと思います。